今回ご紹介するフレームはこちらです!
「lafont」は1979年に始動したフランスのブランドです。
当時のメガネは黒や茶といった色がフレームカラーの主流でしたが、「lafont」は鮮やかな色彩やテキスタイル柄などファッションの要素をメガネフレームに取り入れました。
それが「ヴォーグ」や「ELLE」などに取り上げられ、「色彩の魔術師」と言われるブランドへ成長しました。
今回のフレームもフロントサイドからテンプルへと続く、レース状の意匠が素晴らしくラフォンらしいコンビネーションフレームです。
この柄は、マドレーヌ寺院そばのラフォンブティックファサードのガラスにエッチングされたアールヌーボーの花模様がモチーフだそうです。
そして、もう一つ注目して頂きたいのが柄の下にあるホワイトの生地です。
ホワイトはどうしても単体ですと主張が強くなる色です。
しかし僅かに見せることにより、このフレームを掛ける人の肌写りを良くする効果も持っています。
またこの柄はフロント部分にあることで、横顔と正面のお顔のギャップを生むことができます。
「色彩の魔術師」の魔法はこんなところに隠されていました。
是非、店頭で魔法の効果を試してみてください!
Itano
2016/08/13